Medical Support
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一般の動物病院では対応が難しい症例を主治医の先生と相談しながら診療のサポートを行っております。
◇エコー検査・生検一般的な検査における能力の高さはもちろんですが、大きな特徴として、肝臓や脾臓の結節性病変の組織タイプ(良性 /悪性)の判断に有用な『超音波造影』が非侵襲的に行えます。加えて、確定診断に近づくために穿刺生検の実施が可能です。CTと併わせての精査としてのご利用もおすすめいたします。
◇血液透析従来の血液透析装置では出来なかった除水コントロールを始め、効率の良い透析を行う為のシングルパス方式を採用。合せて気泡検知器や、回路クランプを装備し、より安全に血液透析の治療を行えるようになりました。 ◇鼻鏡・耳鏡・内視鏡検査犬および猫のさまざまな症状に鼻鏡を使用することができます。例えば、鼻汁、慢性のくしゃみ、鼻血、異物吸引の疑いがある場合、およびレントゲンで確認できた病変などです。 この場合、フレキシブル内視鏡および硬性内視鏡のどちらも使用することができます。鼻鏡検査には、直径2.7 mm テレスコープおよび直径1.9 mm テレスコープ、後鼻鏡検査は、ファイバースコープまたは硬性鏡(視野方向120°)を使用して行うことができます。また膀胱内検査としては、直径2.7 mmのテレスコープと14.5Fr.検査用シースの組み合わせにより検査が可能です。 耳鏡検査の他、耳の治療にもこれらの器具を使用することができます(洗浄、吸引、異物の除去など)。硬性内視鏡を使用すると、さらに中耳の検査も行うことができます。
◇線溶系測定FDPや線溶系測定は重要な検査として注目されています。病態によっては、プロトロンビン時間(PT)や、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)よりもはるかに重要な場合があります。 FDPや線溶系測定が上昇しているというのは、凝固活性化によって血栓が形成され、その血栓が溶解したということを意味しており、値が上昇しているというのは、凝固活性化も線溶活性化も進行したということを意味しております。 また、凝固活性化も線溶活性化も進行する病態として有名なのがDICです。 機器紹介ページでも少し説明しておりますのでご参照ください。 ◇成分輸血保存現在病院では主に、重篤症状の改善に血液中の特定成分である血漿を分離し、成分輸血を行っております。
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